ひな祭りを華やかに祝う日本酒10選

更新日2021.2.25

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3月3日は、女の子の健やかな成長と幸せを祈るひな祭り。ちょうど桃の花が咲く季節なので、桃の節句とも呼ばれています。桃の木は、中国では病魔や厄災を寄せつけない不老長寿の仙木とされる縁起のいい植物。厄除けの行事でもありますので、子どもだけでなく大人にとっても大切にしたい節句です。歌にもある通り、ひな祭りには白酒がつきもの。祝い膳として並ぶ、蛤のお吸い物やちらし寿司、雛あられなどに合わせ、心が華やぐような日本酒をセレクトしてみてはいかがでしょうか。今回は、ラベル、銘柄、風味など、ひな祭りにふさわしいアイテムをお届けします。

目次

菊泉 ひとすじロゼ

全高20mを超える煉瓦製の煙突をシンボルに、埼玉県深谷の地酒として愛されている滝澤酒造。「菊のように香り高く 泉のように清らかな 伝承の酒」を信条に醸し続けています。「菊泉 ひとすじロゼ」は、世界初となる瓶内二次発酵による透明なロゼタイプのスパークリング清酒。仕込みの際に赤色酵母を使用することで、桃色を実現しました。苺のような甘く爽やかな香りが特徴で、純米酒のまろやかな味わいが広がります。色彩も風味もひなあられにぴったり。アルコール度数11度と低めですので、昼の乾杯にも軽やかにいただけます。ラベルや箱には、ひとすじの「ひ」が象徴的にデザインされていますが、この時期にはひな祭りの「ひ」としてなぞらえるのもいいかも?

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東洋美人 壱番纏純米大吟醸

2021年に創業100年目を迎える澄川酒造場。「東洋美人」という一風変わった名前の由来は、初代蔵元が愛妻を想い名付けたもので、歴代の杜氏たちはその名を守り続けてきました。4代目の澄川宜史さんが、杜氏兼社長として目指すのは「地元・萩の米、水、人、時間がシンフォニーを奏でる、稲をくぐり抜けた水」のような日本酒。繊細さのなかに躍動感のある旨みが存在し、研ぎ澄まされた口当たり。その最高峰が「東洋美人 壱番纏(いちばんまとい)純米大吟醸」です。山田錦を40%まで磨き上げ、エレガントな香りと透明感ある喉越しで、しっとりと身体に染み込むよう。上品な蛤のお吸い物と共にぜひ。煌びやかなゴールドと真紅の箱やラベルは、お祝いに最適です。

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蓬莱泉 純米大吟醸 美

庄屋の関谷武左衛門が酒造りを始めた、元治元年(1864年)創業の7代続く造り酒屋です。2005年から酒造好適米「夢山水」を栽培することからスタートし、2019年に設立された「農!と言える酒蔵の会」の理事蔵としても活動するなど、農業と醸造と消費者を繋げていくことにも尽力しています。「空(くう)」「吟(ぎん)」「醁(ろく)」などインパクトあるラベルでおなじみの関谷醸造ですが、「美(び)」もそのひとつ。その文字の通り華やかな香りで、女性的な味わいの純米大吟醸です。優しい甘味が広がり、後半には酸味がキレのよさを呼びますので、彩の豊かなちらし寿司にも好相性。日本らしい雅なラベルが、ひな祭りのテーブルに花を添えてくれるでしょう。

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u yoshidagura
山廃純米無濾過原酒

昨年、150周年を迎えた吉田酒造店は「手取川」と「吉田蔵」の2つの銘柄を主軸に展開。前者は山田錦をメインに、後者は地元産の米や石川の酵母で仕込む“オール地物”をコンセプトに掲げています。6代目の吉田泰之さんが手掛ける「u yoshidagura」は、原料米は石川で開発された「石川門」、酵母は蔵と相性の良い石川で発見された自社培養の「金沢酵母」、仕込み水は霊峰白山からの「百年水」、能登杜氏が得意とする「山廃仕込み」で、テロワールを表現。山廃の原酒と聞くと力強いイメージがありますが、「u」は優しいの「優」に由来する通り、飲み心地のいいモダンな酒質です。和にも洋にも寄り添うテイストですので、洋食や洋菓子で祝うひな祭りにも。

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今錦 中川村のたま子
特別純米酒

南信州伊那谷のほぼ中央、天竜川の東岸に位置する中川村大草に蔵を構える小さな酒蔵。日本酒造りを日本の文化ととらえ、珍しくなった手間のかかる技法「酒槽(さかぶね)」で、全てのお酒を搾っています。通年商品の「今錦」に対し、限定商品の「おたまじゃくし」は、中川村の素晴らしい棚田の景観と文化を残すため、飯沼地区の棚田の美山錦を使用し、村人と米澤酒造が一体となって造り上げたシリーズ。その妹分として誕生したのが「中川村のたま子」です。同じ造りをベースに、中川村全域の美山錦を使用し、ふくよかな味わいに。きれいな水田でたくましく生息するおたまじゃくしは、子どもの成長を祝うお酒としてひな祭りにぴったり。様々な料理を引き立てます。

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美潮 純米吟醸 雄町

明治36年(1903年)の創業当時から続くメインブランド「土佐しらぎく」に加え、2014年からスタートした新ブランドが「美潮(みしお)」。蜜を思わせるような上品な甘さをコンセプトにした純米吟醸シリーズです。醸造責任者の仙頭竜太さん曰く「酒を<造る><仕込む><醸す>。様々な表現がありますが、酒を<育てる>という感覚がもっともふさわしいのではと考えています。子育てのように、互いに響き合い、高め合える関係でありたい」。そのような想いから生まれたお酒は、ひな祭りにもってこいです。とろみのある熟れた果実のような香味が広がり、酒造好適米「雄町」が持つ力強い旨味を感じ、後味はすっきり。存在感ある味わいが、思い出に残るひな祭りを演出してくれます。

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七水 純米大吟醸- 40 -
夢ささら

江戸時代中期後半、宇都宮の7つの名水のうちの1つである井戸「虹の井」を使い、酒造りを始めました。酒銘は、7つの総称である「七水(しちすい)」に由来。造りや酒米の違いで、赤、緑、紫などカラフルなラベルで展開しますが、春の節句であるひな祭りには、鮮やかなピンクが目を惹くこちらの純米大吟醸を。1本の日本酒が、その場の雰囲気を明るくしてくれるでしょう。栃木県農業試験場が13年の歳月をかけて改良を重ねて品種登録された酒米「夢さらら」を40%まで磨き上げ、「全国新酒鑑評会」で入賞酒となった逸品です。瑞々しいパイナップルを思わせる香りで、口に含むと温和な甘味と透明感ある酸味がバランスよく広がる優雅な味わいをどうぞ。

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結ゆい 純米大吟醸

結城紬で知られる茨城県結城市で、文禄3年(1594年)に創業。代々受け継いでいる「富久福」のほか、現蔵元の浦里昌明さんの奥様である、杜氏の美智子さんが新銘柄として立ち上げたのが「結(ゆい)」です。結城紬の「糸」の輪の中に、おめでたい「吉」が入るという文字デザインで、全国的に知名度を上げるきっかけにもなったお酒でもあります。フェルト地の箔押しを使用したラベルの純米大吟醸は、岡山県産赤磐雄町米を38%まで磨き上げ、超低温発酵で醸した珠玉の品。麗しい吟醸香で、円みのある口当たりに続き、上質な甘味が柔らかく広がり、きれいに引いていきます。活躍する女性杜氏が醸すお酒は、女の子の幸せな将来を祈るひな祭りにそぐわしい1本でしょう。

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山の井60

福島県の南西部、南会津町にある会津酒造の創業は、元禄年間(1688~1704年)と非常に古い歴史を誇ります。真冬には-20度にもなる地域で、地下60mから汲み上げた全国も屈指の超軟水を使用し、風土を活かした酒造りを徹底。「田島」「会津」を代表銘柄に掲げるなか、「山の井」は若き蔵元杜氏の渡部景大さんが自由な発想で挑むブランドです。花びらが舞っているかのようなラベルの「山の井60」は、福島県産の五百万石を60%まで磨いた純米酒。裏ラベルに「感じるままに飲んで下さい。」というメッセージと必要最低限なデータのみが記載されているように、ぜひ先入観なく無垢な心で味わってください。春の訪れを感じさせてくれる風味が、ひな祭りを盛り上げてくれるでしょう。

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白鴻 純米酒 桃ラベル

広島杜氏の伝統である軟水醸造法を守りながら「汲むほどに 味も香りも 深き酒」という言葉を胸に、食中酒にこだわる盛川酒造。「白鴻(はくこう)」とは、白い大きな鳥の総称で、純白清楚なおおとりが鴻図(こうと:大望の意)を抱いて大空に舞い上がっていく気概を表しています。このような想いが込められたお酒で、ひな祭りに希望溢れる子どもの未来を祈ってはいかがでしょうか。「白鴻 純米酒 桃ラベル」は、広島県産の酒米「中生新千本」と「八反錦」を精米歩合70%で醸すことで、お米の持ち味を存分に表現。葡萄のような清々しい香り漂う、穏やかな味わいです。冷や、常温、熱燗と幅広い温度帯で楽しむことができますので、節句の多彩なお料理に合わせてみてください。

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まとめ

今回は、ひな祭りにおすすめの日本酒をご紹介してまいりました。愛らしいラベルや香り高いお酒は、その存在だけで心弾むもの。桃の花を酒器に添えたり、お酒に浮かべたりすれば、よりお祝いムードを高めてくれるでしょう。たとえ雛人形や祝い膳がなくても、1杯の日本酒で桃の節句を味わうことができます。季節の和菓子を選ぶように、四季折々の節句に合わせて日本酒を選んでみてはいかがでしょうか。桃の節句を連想させるお酒は、季節を投影した素敵なギフトにもなります。ぜひお好みの日本酒と共に、和やかなひな祭りをお過ごしください。

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