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さんようはいしゅぞうかぶしきがいしゃ山陽盃酒造株式会社
兵庫県- 代表銘柄
- ばんしゅういっこん播州一献
- 酒蔵について
- 弊社はかつて高瀬舟が米や材木を運んでいたといわれる揖保川のほとり、旧城下町である兵庫県宍粟市(しそうし)山崎町にございます。今から約180年前、江戸期天保8年(1837年)に創業しました。 また、播州の歴史書物「播磨風土記」の一説に伊和大神(いいわのおおかみ)がこの地で最初に酒を醸されたと文献として残されています。現在、6代目当主が蔵の歴史を守り、また次世代へ繋げる為の新たなチャレンジを試みています。 播州一献はいかに食事とマッチする酒質を追い求められるかをテーマにしています。酒自体が主張しすぎることなく、かつ料理の最高の引き立て役になれるように、香りは控えめな中に透明感があり、また口に含んだときの柔らかさ、余韻がきれいに消えていく後きれを重要視しています。 弊社が所在する播州地域は、日本を代表する酒米「山田錦」を産する日本で屈指の酒米産出穀倉地帯で良質の米に恵まれています。また、仕込水は兵庫県で最高峰の山、氷ノ山伏流水(軟水)を用いています。その上質な原料を用いた上で、但馬杜氏の伝統の技によって醸されています。浸漬は厳密に計算された限定吸水、仕込タンクは小仕込を基本とし、妥協を許さず手間ひまを掛けています。そうやって出来たお酒を1本1本瓶詰めした上で火入れをし、約0度に設定した冷蔵庫で瓶貯蔵しています。また、但馬地域にある「明延鉱山」跡を利用し、鉱山内での長期熟成にも取り組んでおります。 伝統を守りつつも、次なるステップアップを図れる、そういった酒造りを目指しています。 弊社がある兵庫県宍粟市(しそうし)は面積の約90%が山林地帯で、県内の千メートルを越える山々の半分以上が存在します。また、県下を代表する清流、揖保川(いぼがわ)と千種川。その源流はこの宍粟から流れ出ています。日本の滝百選に選定された名瀑「原不動滝」など、そこかしこの渓流には大小様々な滝が点在しています。夏には全国利き鮎会でグランプリにもなったことがある鮎、また冬場には猪の肉を利用した牡丹鍋がございます。
酒蔵情報
店頭販売
- 売店営業時間
- 11時~16時30分
- 売店定休日
- 不定期